
ロシア・プーチン政権に批判的な報道で知られる独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ」が11月9日をもって編集部を閉鎖することになりました。
「ノーバヤ・ガゼータ」は10月30日、「私たちは殺された」とする声明を発表。「私たちはできる限りのことをしたが、活動場所を追われ、読者からの資金援助を受け取るためのプラットフォームも閉鎖された」「すべての資源を奪われた」として、ロシア当局の圧力により、11月9日をもって編集部の活動を停止すると明らかにしました。
また、「私たちの国では人権と自由が廃止され、いまやそれらを守ることは犯罪とみなされる」「市民社会は弾圧され、良心の自由と人間の尊厳は踏みにじられた」などと批判しています。
1993年に創刊したノーバヤ・ガゼータは、表現の自由を守る活動が評価され2021年に当時の編集長ムラトフ氏がノーベル平和賞を受賞しましたが、2022年2月のウクライナ侵攻以降、ロシア当局が圧力を強め、翌年にはムラトフ氏がスパイを意味する「外国の代理人」に指定されていました。
ノルウェー・ノーベル委員会は「ノーバヤ・ガゼータ」の活動終了について「表現の自由と国民の情報への権利に対する大きな打撃」だとし、ロシア当局に弾圧をやめるよう求めています。
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