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高騰のダブルパンチ 「コメ」に続き「海苔」も セブンおにぎり再値上げ コンビニ各社の苦悩

経済
2025-04-15 17:50

きょうからセブン-イレブンは「コメ」以外の理由でおにぎりを値上げします。
 
「コメが高いのでパスタとか小麦系ばっかりに」
「『サケ』と『ツナマヨ』、一番安いので買いました。おのずと一番安いものに手が出る」


きょうからセブン-イレブンは、おにぎりを最大16円値上げ。「北海道産昆布」は162円から178円に。「炭火焼熟成紅しゃけ」は199円から213円に引き上げます。


ただ、この値上げ、理由は「コメ」ではありません。おにぎりに使われる「海苔」の不作が原因です。2001年には100億枚あった生産は、クロノリはこの5年、60億枚程度で推移しています。


セブンは今年1月、おにぎりなどを「コメ」の値上がりで値上げ。きょうから「海苔」の値上がりで、また値上げした「北海道産昆布」はあわせて40円高くなりました。


こうした中、ローソンでは、きょうからコメを使った“割安”商品を並べます。


記者
「こちらが新しい手巻き寿司です。ほかのものより20円ほど安くなっています」


通常よりも1割程度安い、この手巻き寿司。実は、具材は今年、恵方巻きをつくった際に“余った”焼き穴子を活用しています。


ローソン アマラサナ チングウンさん
「原料ももったいないですし、廃棄する時にもコストがかかります。売れるに越したことはない」


食品ロスや廃棄にかかるコストも削減する狙いです。「海苔」と「コメ」の高騰を乗り切れるのか、コンビニ各社の苦悩はしばらく続きそうです。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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