
マツダはアメリカの工場で生産しているカナダ向けの車について、来月12日から生産を一時停止します。トランプ政権が発動した輸入車への関税の影響を見極める狙いです。
マツダによりますと、アメリカのアラバマ州の工場でカナダ向けのSUV「CX-50」の生産を来月12日から一時停止します。停止する期間は明らかにしていません。一方、カナダ向け以外の生産は継続します。
トランプ政権がそれぞれの国の輸入車に対して25%の関税をかけ、カナダが報復関税を発動した影響を見極める狙いです。生産を停止しても、カナダの販売店には在庫があるため当面の販売には影響はないとしています。
トランプ政権の関税をめぐっては、これまでにホンダが埼玉県の工場でアメリカ向けに生産しているハイブリッド車について、アメリカのインディアナ州に生産を移すことを明らかにしています。
日産自動車はアメリカで予定していた減産計画の一部撤回や、メキシコ工場で生産しているアメリカ向けの一部車種の追加注文を停止しています。
また、三菱自動車の現地法人によると、日本からの輸送をアメリカの港で止めて、税関手続きを一時停止するなど、各社、関税の影響を最小限に抑える方法を模索しています。
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