業界1位の「ウエルシア」と2位の「ツルハ」がきょう経営統合しました。市場シェア2割以上を手中に収める“巨大ドラッグストアチェーン”の誕生です。

経営統合したのは、流通大手・イオン傘下のドラッグストア「ウエルシアホールディングス」と「ツルハホールディングス」です。

ウエルシアのおよそ7割の店舗に併設する「調剤薬局」と、ツルハのもつ「日用雑貨」や店舗運営力など両社の強みをかけ合わせることで競争力を向上させる狙いです。

さらに、国内のドラッグストア業界が飽和状態となる中、東南アジアを中心に海外展開を強化するほか、店舗と連携した介護サービスなども今後、拡大させる方針です。

業界1位の「ウエルシア」と2位の「ツルハ」の統合は、次ぐ順位のマツキヨココカラ＆カンパニーを売上高で1兆円以上突き放し、2兆円を超える見通しです。

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