飲料大手のアサヒグループへのサイバー攻撃をめぐり、すでに犯行声明を出しているハッカー集団が新たにアサヒの取引先のデータなどを流出させたことがわかりました。
ハッカー集団のサイトを確認したセキュリティー会社によりますと、新たに流出した情報には、▼アサヒグループの取引先との商談資料や▼金融機関の個人口座のID、パスワードなどが含まれているということです。
サイバー攻撃を仕掛けたと犯行声明を出しているハッカー集団「Qilin」が、おととい、ダークウェブとよばれる闇サイト上に公開し、少なくとも1440件のファイルやフォルダがダウンロードできる状態だということです。
アサヒグループはサイバー攻撃を受けたあとも、いわゆる身代金は支払っていないと明らかにしていますが、新たな情報の流出については「当社から流出した疑いのある情報が確認された」とコメントしています。
アサヒビールはきょう、11月の売上高を発表し、去年の同じ月と比べて売上高が2割以上減少したと明らかにしています。
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