E START

E START トップページ > ニュース > 総合

初の1万円超え「賃上げ」金額・増加率ともに過去最高 物価上昇や人材流出への危機感が影響か 厚労省

総合
2024-10-28 15:29

今年の基本給などの「賃上げ」が一人あたり1万1961円と、初めて1万円を超えたことが厚生労働省の調査でわかりました。


厚労省は今年7月から8月にかけて賃金の引き上げについての実態調査を行い、全国およそ1800の企業から回答を得ました。


その結果、基本給などにあたる「所定内賃金」の一人あたりの月の平均引き上げ額は前の年より2524円高い1万1961円で、比較可能な1999年以降、初めて1万円を超えたことがわかりました。増加率も前の年より0.9ポイント高い4.1パーセントとなっていて、引き上げ額、増加率ともに過去最高となりました。


また、今年、従業員の平均の「所定内賃金」を「引き上げた、もしくは引き上げる」と答えた企業は去年より2.1ポイント増加し、91.2パーセントに上ったということです。


厚労省は、この結果について「物価上昇や人材流出への危機感などが影響したものとみられる」としています。


「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた
右腕は切断され、売られた アルビノの体を呪術に使用 “これはビッグビジネス” ザンビアに残る“迷信”の実態
ビール1杯で高まる大腸がんリスク、厚労省が初の「飲酒ガイドライン」、“健康的に”お酒を飲むには?【Nスタ解説】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

この記事へのFacebookのコメント

人気記事

ページの先頭へ