
俳優・阿部サダヲさん、歌舞伎俳優・坂東彌十郎さん、漫画家・青山剛昌さん、落語家・立川談春さんらが、文化庁主催「令和6年度(第75回)芸術選奨贈呈式及び祝賀会」に出席しました。
【写真を見る】【阿部サダヲ】令和6年度芸術選奨受賞「SPが仁王立ちしてる授賞式は初めて」スピーチで笑い誘う
受賞者たちを代表して挨拶に立った坂東彌十郎さんは、“私ごときがここでご挨拶するのは、本当におこがましいと思います。なんで簡単に引き受けてしまったのかなと反省しております“と、恐縮しながら、“歌舞伎の子役と申しますのは、小さくてシッカリしていると良い子役と言われます。私は子どもの頃から大きくてボーッとしておりまして、子役は無理だと言われました。やっと初舞台に出られたのは十七の歳でございました” と、子役時代からの苦労を振り返りました。
そして、三代目市川猿之助さんに様々な教えを受けたことを明かし “父の亡き後、海外公演のこと、舞台の演出のこと、いろいろ勉強させていただきました。先輩たちに、心よりこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います” と、感謝しました。
また、贈呈式後に行われた祝賀会では、阿部サダヲさんが冒頭に挨拶。阿部さんは “すごく歴史のある賞をいただきまして信じられないし、何回か授賞式は出たことがあるんですけれども、SPの人が仁王立ちしてる授賞式は初めてだったんで、チラチラ自分のことを見ている気がして、なんかしなきゃいけないのかなと思ったりして、ちょっといろいろ考えたんですけどしなくて良かった” と、笑いを誘うスピーチで会場を盛り上げました。
【担当:芸能情報ステーション】
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