■カーリング男子　世界選手権予選リーグ　日本 3－7 カナダ（30日、カナダ）

ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック™の出場枠をかけたカーリングの世界選手権が開幕。男子日本代表のSC軽井沢クラブは初日、カナダに3－7で敗れ黒星スタートとなった。2戦目は、世界ランク3位のスコットランドと対戦する。

カナダで開催された今大会は、予選リーグは出場13チームが総当たりで戦い、上位6チームが決勝トーナメントに進出。1位と2位は準決勝に進み、3位～6位は4強入りをかけたプレーオフに臨む。

世界ランク10位の日本は、同2位のカナダと対戦。序盤はブランクエンドが続き、0－0で迎えた第4エンド（E）、複数得点を許し2点を先制される。地元・カナダの得点に会場は大歓声に包まれた。

第5Eに1点を奪った日本だったが、第6E、相手ストーンがハウス内に3つある状況で、先攻、日本のラストショット。1つしか弾き出すことができず、カナダに3点を献上、1－5とリードを広げられる。

第7Eに日本は1点を取ったが、第8E、カナダに精密なショットを決められ複数得点を許し、2－7と5点差をつけられる。第9Eで日本が1点を取った時点でコンシード、世界ランク2位、カナダの壁は高く初戦を落とした。

ミラノ・コルティナ五輪の出場枠は「10」で、1枠は開催国のイタリアが持つ。残り7枠は2024年＆2025年の世界選手権の順位によって獲得できるオリンピックポイントの合計点で決まる。昨年の世界選手権には北海道コンサドーレ札幌が出場したが11位に終わり、獲得できたオリンピックポイントは3点となっている。残り2枠は12月に行われる世界最終予選で決定する。

＊写真は山口剛史選手

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