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鍵山優真は銅メダル、ジャンプで精彩欠く...王者マリニンが4A着氷させて連覇 佐藤駿6位で五輪「3枠」確保【世界選手権】

スポーツ
2025-03-30 12:13

■フィギュアスケート世界選手権(日本時間30日、アメリカ・ボストン)


男子シングルのフリースケーティング(FS)が行われ、ショート2位で昨年銀メダルの鍵山優真(21・オリエンタルバイオ/中京大)は、ジャンプでミスが続き、フリー10位も合計278.19点で銅メダルを獲得した。


SP首位の王者のイリア・マリニン(20、アメリカ)が、フリーで大技の4回転アクセルを着氷させるなど圧巻の演技を披露し、合計318.56点で連覇を達成した。日本勢は佐藤駿(21、エームサービス・明治大)が270.56点で6位、壷井達也(22、シスメックス)は216.26点の21位でともに初の世界選手権を終えた。


世界選手権は過去3度の銀メダル、北京五輪(22年)でも銀メダルの鍵山は、初の頂点を狙ったがフリーで痛恨のジャンプミス。カザフスタンのミハイル・シャイドロフ(287.47点)に逆転され、銅メダルとなった。


各選手が会心の演技を見せる中、鍵山は序盤の4回転フリップが抜けて2回転、続く4回転サルコウも着地が乱れてしまう。続く4回転-2回転の連続トウループ、3回転アクセルからの連続ジャンプは決めたが、基礎点が1.1倍になる後半は、4回転トウループでまさかの転倒。終盤は会場の声援に後押しされる中、最後まで滑り切るも、後半は一度も4回転が決まらず。演技後は呆然とした表情に。


佐藤は序盤の4回転のルッツ、フリップを決めて流れに乗ったが、単発の4回転トウループで手をついてしまう。だが以降のジャンプは着氷。終盤は滑らかなステップで観客を魅了し、演技後は力強くガッツポーズ。笑顔もみられ総合6位に入った。


今大会は来年2月のミラノコルティナオリンピック™に向けて国・地域別の出場枠が懸かり、日本勢上位2人(鍵山と佐藤)の合計順位が「9」となり「13」以内をクリアしたため、出場枠最大の「3」を確保した。


【男子シングル結果(合計点)】
1)イリア・マリニン 318.56点
2)ミハイル・シャイドロフ 287.47点
3)鍵山優真 278.19点
4)アダム・シャオイムファ 275.48点
5)ケビン・エイモズ 272.52点
6)佐藤駿 270.56点
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
21)壷井達也 216.26点


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