
■フィギュアスケート世界選手権(日本時間30日、アメリカ・ボストン)
男子シングルは鍵山優真(21・オリエンタルバイオ/中京大)が銅メダルを獲得し、初出場の佐藤駿(21、エームサービス・明治大)が6位。日本勢は男女シングルともに、来年2月のミラノコルティナオリンピック™の出場枠最大の「3」を確保した。
男子はイリア・マリニン(20、アメリカ)が、フリーで大技の4回転アクセルを含む全6種類の4回転を着氷させるなど圧巻の演技を披露し、合計318.56点で連覇を達成した。鍵山は序盤のフリップが2回転になり、後半のトウループで転倒するなど本来の滑りからは程遠く。10点差以上あったショート3位のミハイル・シャイドロフ(20、カザフスタン)に逆転された。
表彰式後に行われた会見で、鍵山は「今日の演技は本当に自分にとって、メダルを取っていいのかどうかという演技で、まだちょっと頭の中を整理しきれていない」と悔しさを滲ませ、「しっかりとこの悔しさ、3位という結果を素直に受け止めて、自分の実力というのは今シーズンしっかりとわかったので、来年のミラノ五輪シーズンに向けて一から頑張りたい」と来季に向けて話した。
質問はジャンプの話になると「隣の2選手(マリニン、シャイドロフ)と比べて、まだまだ跳べる4回転も少ない、コンビネーションのバリエーションも少ないので、まずは4回転ルッツまでの完成度をもっと高めていきたい」と課題を口にした。
【男子シングル結果(合計点)】
1)イリア・マリニン 318.56点
2)ミハイル・シャイドロフ 287.47点
3)鍵山優真 278.19点
4)アダム・シャオイムファ 275.48点
5)ケビン・エイモズ 272.52点
6)佐藤駿 270.56点
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21)壷井達也 216.26点
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