
■陸上 アスリート・ナイト・ゲームズ・イン福井(16日、福井県福井市・9.98スタジアム)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
男子100m決勝で、栁田大輝(22、東洋大)が10秒00(+0.3)をマークし、東京世界陸上の参加標準記録(10秒00)をクリアするも日本人史上5人目の9秒台には惜しくも届かなかった。
7月の日本選手権では優勝候補と言われながらも、フライングで無念の失格となった栁田。大逆転の代表入りへ、勝負の決勝は第3レーン。予選同様、好スタートを切ると、序盤で早くも先頭に立ち、中盤も加速して後続を引き離して1着でフィニッシュ。
電光掲示板の速報では10秒01の表示が出たが、10秒00に変わりスタジアムは大歓声。だが栁田は9秒台にあと一歩及ばず、どこか呆然とした表情で座り込んだ。世界陸上代表争いでは、日本選手権で8位以内に入っていないため、「Road to Tokyo」のランキングで出場権内にいるが、パリオリンピック™準決勝で9秒96をマークしたサニブラウン アブデルハキーム(26、東レ)の記録を上回る必要があった。
予選(2組)では、追い風参考ながらも9秒92(+3.3)の好タイムをマーク。日本記録超えにスタジアムには大きな歓声が響いたが、公認記録とはならず本人は苦笑いをみせていた。
日本選手権後は桐生祥秀(29、日本生命)が9秒99、守祐陽(21、大東大4年)と清水空跳(16、星稜高)が10秒00をマークし、参加標準記録をクリア。男子100mの代表争いは日本選手権を制した桐生が1番手、守が2番手で、サニブラウンが3番手。栁田は4番手に位置し、逆転の代表入りは難しい状況となっている。
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