今年のノーベル平和賞に選ばれた「日本被団協」が15日、授賞式へ向けクラウドファンディングを始めましたが、開始からわずか1日で目標額の1000万円を達成しました。

このクラウドファンディングは、ノーベル平和賞の授賞式が開催されるノルウェー・オスロへの渡航費などを募るもので、「日本被団協」が15日に始めたものです。

目標額は1000万円ですが、16日正午現在、すでに1400万円を超える支援が集まっています。

12月10日の授賞式にあたり、現地では関連行事のほか、学校で被爆証言を行う予定で、被爆者や関係者など代表団31人が現地を訪れます。

一方で「日本被団協」は、ノーベル委員会側から支給される渡航費は代表委員3人分だけだとして、広く支援を呼びかけていました。

クラウドファンディングは12月15日まで行われ、「日本被団協」は余剰金が出た場合について、「今後の活動費として使用させて頂く」としています。

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