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中居正広さん女性トラブル、文春“訂正”の波紋 街の人「納得できない」「メディア不信に」 フジテレビは「第三者委の調査に委ねる」【news23】

国内
2025-01-30 14:15

中居正広さんと女性とのトラブルをめぐり、週刊文春が記事の内容を訂正したことに波紋が広がっています。街の人からは「いまさら納得できない」などと厳しい声が上がっています。


【写真で見る】「X子さんは中居氏に誘われた」HPに掲載された、週刊文春のコメント


「『しれっと誤りを上書きするのは不誠実だ』と指摘」 文春の“訂正”に波紋

会社員(50代)
「本当のことが何なのかよく分からないなと思っていて。最初聞いたときにそんな悪いことするのかなと思っていたが、訂正をかけられて中居くんの方が呼んだみたいになっているから」

学生(20代)
「フジテレビの会見を見ても情報が信じられない中で、文春もそういうことをやってしまうと両方とも信じられない


中居正広さんの女性トラブルをめぐる週刊文春の“訂正”の波紋が広がっています。

トラブルがあった日の会食について、週刊文春は2024年12月、女性が「フジテレビ社員に誘われた」と報道。

しかし28日、「その後の取材で中居氏に誘われたことが判明した」などと事実上訂正したうえで、「社員がトラブルに関与した事実は変わらない」とするコメントを出しました。


1月8日発売の記事から内容を“修正”していた週刊文春。


週刊文春編集部(news23の取材に対し)
「1月22日、この問題について橋下徹氏にインタビューしたところ、『しれっと誤りを上書きするのは不誠実だ』とご指摘をいただきました」

コメントを出した理由について、このように説明しました。街の人からは厳しい声が上がっています。


会社役員(30代)
「文春に言いたいのは、直すくらいなら書くなよ

IT関係(30代)
「(文春報道)その前提で会見もやったのに、今更間違いだというのは納得がいかない。だんだんメディア全体が信用できなくなってくる」


週刊文春の“訂正”について、フジテレビに認識を尋ねると…


フジテレビ(news23の取材に対し)
「事案が起きたとされる食事会に関して、当該社員は会の設定を含め、一切関与しておりません」


「対応もメディアとしての信憑性がない」“企業体質”に疑問の声も

一方、フジテレビは会見で、トラブルが起きる前の2023年5月に社員が女性に声をかけて、中居さんのマンションでバーベキューに参加したことは認めています。


このバーベキューのあと何があったのか。週刊文春は中居さんと社員、女性の3人で飲食店で会食したと報じています。この会食については会見でも追及されました。

――その辺の報道は把握されていますか?

フジテレビ 港浩一 前社長

「いえ、いま初めて知りました」


この記事が配信されたのは、“やり直し会見”2日前の1月25日。なぜこの記事を把握していなかったのか。

フジテレビ(JNNの取材に対し)
「ご質問いただいた件に関しては、今後は第三者委員会の調査に委ねてまいります」

フジテレビは取材に対し、このように回答しました。


また、フジテレビはトラブルを把握した2023年6月以降も中居さんが出演する番組を継続したほか、社内のコンプライアンス部門にトラブルが共有されていなかったことがわかっています。


サービス業(20代)
「ハラスメントが問題視されている中で、上層部が悪いのわかっていて隠していたりとか、対応もメディアとしての信憑性がないと思う」

会社員(20代)
「社長たちはそういうことがあっても(中居さんを)出したかったんじゃないか。“視聴率のために”とは思っちゃう」

真相の解明に向け、第三者委員会は3月末をめどに調査報告書を提出するとしています。


「わからない」という状態にもう少し慎重に対応するべき

トラウデン直美さん:
文春に限らず、一つのメディアの報道によってここまで過熱してしまうこと自体に、十分な検証をして、報告を待ってからでも遅くないのではないかと感じました。

また、「信用が…」といわれていますが、最近は文春がメディアの急先鋒の存在になり、信頼を得てしまっていました。今の社会に必要な問題提起でもあったと思うので、そういう報道を大手メディアが先にできなかったという落ち度はあるのではないでしょうか。

あとはSNSで過熱していく中で、冷静になれる瞬間がなかったのも問題の一つだと思います。

真偽は後でわかるにしても、何もわからない、しっかり検証をする前の段階で、一つの企業が大きな損害を負う事態になってしまうことに危さを感じます。


株式会社QuizKnock CEO 伊沢拓司さん:
週刊誌はずるいし、フジテレビ上層部も下手ですよね。人の人生を大切にせずに、企業内倫理が歪んだ対応ばかりになっています。本質的な「人権を守る」というところからズレていくばかりだと思います。

Aという事実が嘘だった場合に、「Bが本当」とならないことも大事です。「わからない」という状態にもう少し慎重に対応するべきなのではないでしょうか。

わからないことはありますし、本人たちがわからないことを望んでいる部分もあるので、SNSに思い込みを書いてしまうようなことは、忌むべき週刊誌と同じようなことになってしまう可能性もあります。人の人権を踏みにじってしまうことがあるというのは、気をつけたいところです。


トラウデン直美さん:
いい機会なので、今後、信頼を取り戻せるような情報の出し方ができるように、私も含めて、どこも頑張れたらいいなと思います。


小川彩佳キャスター:
今の時点では何も決定的にはなっていないという中で、第三者委員会の調査が行われています。

フジテレビでも文春でもない立場からどのような事実が認定されるのか、その結果が出てからの検証が肝になってくると感じます。


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<プロフィール>
トラウデン直美さん
環境問題やSDGsについて積極的に発信
趣味は乗馬・園芸・旅行

伊沢拓司さん
株式会社 QuizKnock CEO
クイズプレーヤーとして活躍中


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