埼玉県八潮市の道路陥没で、消防は転落したトラック運転手の穴の中での捜索を断念し、今後、別の箇所から下水道管の中を捜索すると明らかにしました。

きのうの朝、消防は行方不明となっているトラックの運転手の本格的な救助活動を8日ぶりに再開させましたが、わずか30分足らずで中止しました。

八潮消防署 佐藤徹司 署長（きのう）
「水の影響でスロープの崩壊危機が発生したため、消防で実施できる陥没穴での検索は終了しました」

消防は安全確保が難しいことに加え、穴で運転手を発見できる可能性が無いと判断。穴の中での捜索を断念しました。

今後、運転席部分とみられるものが見つかった下水道管の中の捜索に移りますが、水流が強く、硫化水素濃度も高いため、方法を検討するということです。

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