戦争での過酷な経験により心に傷を負った旧日本兵の実態について、厚生労働省は来年度から都内の資料館で調査結果を公開する方針を旧日本兵の家族らでつくる団体との面会で明らかにしました。
「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」は、きょう午前、厚生労働省に対し、戦争から生きて帰った旧日本兵のPTSD=心的外傷後ストレス障害、いわゆる「戦争トラウマ」の実態調査の必要性を訴えました。
これに対し厚労省側は、戦傷病者資料館「しょうけい館」が現在、病院でのカルテや資料を収集、分析していて、来年度、調査結果を「しょうけい館」で公開する方針を示しました。
戦争トラウマは家庭内暴力やアルコール依存症などの形でも現れるとされていますが、最近になって、過去に旧日本兵の父親などから受けた暴力の原因が戦争トラウマではないかと訴えられるようなケースは調査対象に含まれておらず、旧日本兵の家族らは対象の拡大を求めています。
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