E START

E START トップページ > ニュース > 国内 > “居座り寒波”で各地で雪崩 スキー場で雪に埋もれ1人死亡 別のスキー場ではツアー客50人が一気にキャンセルも【news23】

“居座り寒波”で各地で雪崩 スキー場で雪に埋もれ1人死亡 別のスキー場ではツアー客50人が一気にキャンセルも【news23】

国内
2025-02-19 11:22

日本列島に居座る見込みの寒波。大雪などの影響が長期化しそうです。雪崩の発生も相次いでいます。岩手県北上市のスキー場では、スキーをしていた男性が雪に埋もれ、死亡しました。


【写真を見る】“居座り寒波”で各地で雪崩 スキー場で雪に埋もれ1人死亡 別のスキー場ではツアー客50人が一気にキャンセルも【news23】


“居座り寒波” スキー場でツアー客50人キャンセル

18日は二十四節気のひとつ「雨水」。雪が雨に変わるころとされていますが、空から降ってくるのは「雪」ばかり。

「ちょっと減らさないと、雪のやり場がなくて。(Q.解け残っている雪があるのに また長い寒波が)そうだろうね、もういいわ」

やっても、やっても終わらない雪かき。小さな子どもも大忙しです。


千葉から来た男の子(4)
「車に雪ついてる、ちょっと洗わないとだめだよ。(Q.お手伝いしているの?)違う、拭いているの。(Q.うまく拭けた?)ちょっと」


強弱を繰り返しながら降り続く雪。


喜入友浩キャスター
「群馬県みなかみの雪は、時間を追うごとに強くなってきました。降り積もった雪の高さはカーブミラーまで達しています」


近くのスキー場では、従業員が悲鳴をあげながら雪下ろし作業に追われていました。

こちらのスキー場では、18日に訪れる予定だったツアーバスが大雪の予報のため欠便となり、50人のキャンセルが出てしまったといいます。


ほうだいぎスキー場 池田悠人さん
「交通が止まってしまわないかというところで、関越(自動車道)が埼玉などで渋滞や事故で止まるとお客さんが減ってしまう」


多いところでは3メートル、4メートルの積雪となった18日。各地で事故が相次ぎました。


各地で雪崩も…スキー場で1人死亡 大雪への警戒続く

福島市で17日夜、源泉管理のため入山したホテルの従業員3人が遭難しました。3人は18日の正午ごろ発見されましたが、ホテル運営会社・常務の星野博人さん(56)と従業員2人の死亡が確認されました。


高湯温泉観光協会 遠藤淳一 会長
「(3人が入山した午後)2時くらいは結構降りがよかった。きのう風もなかったから、雪が何かの形で原因をつくっているのか、分からない」


現場付近では毒性の強い硫化水素ガスの濃度が高くなっていたといい、警察は3人がガスを吸った可能性があるとみています。


岩手県北上市のスキー場では午前11時半ごろ、スキーをしていたアメリカ国籍の9人組のうち1人が「雪に埋もれた」と通報がありました。雪に埋もれた男性は市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。男性はコース外でスキーをしていて、雪崩に巻き込まれた可能性があるということです。


また、北海道の占冠村でも雪崩が発生し、ゲレンデの点検を行っていたスキーパトロールの男性隊員1人が巻き込まれました。男性隊員はリフトの支柱に衝突したとみられ、あごを切るなどのけがをしました。

立て続けに押し寄せる大雪に、雪崩や落雪が起こりやすくなっています。


とあるうどん屋さんのベランダに積もった雪。実は…


食事処 ちゃこ 宮川絹子さん
「屋根の上にさらに昨日降ったのがあって、それが落ちてくるんですよ」


この大雪は、日本海側を中心に19日にかけて続く見込みです。


喜入友浩キャスター
「あちらの建物の雪はいまにも落ちてきそうですね、かなりせり出しています。その先のある車庫の屋根は雪の重みですでに歪んでしまっています」


週末の三連休中まで続くとみられる今回の“居座り寒波”。引き続き雪崩や落雪、交通障害などにも注意が必要です。


スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
【検証】「布団の上に毛布」が暖かい説 毛布は布団の「上」か「下」か 毛布の正しい使い方【Nスタ解説】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

人気記事

ページの先頭へ