絶滅危惧種のシダ植物「ヒメヨウラクヒバ」を許可なく受け渡したとして、男性2人が書類送検されたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
きょう午前、種の保存法違反の疑いで書類送検されたのは、東京都狛江市の73歳の男性と埼玉県坂戸市の22歳の男性です。
捜査関係者によりますと、2人は2022年、絶滅危惧種のシダ植物「ヒメヨウラクヒバ」1株を許可なく受け渡した疑いがもたれています。2人は植物愛好家として知り合い、22歳の男性が「手に入らないか」と73歳の男性に話を持ちかけたということです。
73歳の男性は、知人を通じてマレーシアから「ヒメヨウラクヒバ」を22歳の男性に送ったとみられ、その対価として1万円を受け取っていました。
22歳の男性が去年3月、「持っていたらいけない草がある」と埼玉県警に自首したことで事件が発覚し、警察は入手方法について捜査していました。
任意の調べに対し、22歳の男性は「手に入らないものを観賞用にしたかった」と話していて、73歳の男性は「小遣い稼ぎでやった」といずれも容疑を認めているということです。
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