司法試験や公務員試験などの受験指導を行う「伊藤塾」を運営する会社の前の代表が、所得税およそ6800万円を脱税したとして、東京国税局が東京地検特捜部に刑事告発しました。
【写真を見る】「伊藤塾」運営会社の前代表が確定申告せず所得税約6800万円脱税か 東京国税局査察部が刑事告発
刑事告発されたのは、司法試験などの受験指導を行う「伊藤塾」を運営する「法学館」の西肇・前代表(71)です。
関係者によりますと、西・前代表は「法学館」の代表を務めていた2021年に、役員報酬や「法学館」の株を売るなどして、およそ5億7300万円の所得を得ていましたが、確定申告せずに所得税およそ6800万円を脱税した疑いがもたれています。
脱税で得た金は「法学館」への借金の返済や株の購入に充てたとみられていて、西・前代表の代理人はJNNの取材に、「本人は『大変申し訳ない』と話している」「期限後申告は済ませている」としています。
西・前代表は去年7月、「法学館」の代表を辞任しています。
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