おととし12月、東京・世田谷区の認可外保育施設で生後4か月の男の子が意識不明の状態で見つかり死亡した事件で、警視庁は、元園長の男性らを業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
この事件はおととし12月、世田谷区の認可外保育施設「託児ルームバンビーノ」で生後4か月の真渚己ちゃんが意識不明の状態で見つかり、死亡したものです。
保育施設はその後、閉鎖されていますが、警視庁はきょう、元園長の男性(59)と元園長の息子でスタッフだった男性(24)を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
元園長の男性は乳幼児の安全な寝かせ方に関する指導を怠り、元スタッフの男性は窒息の危険性がある「うつぶせ」の状態で真渚己ちゃんを布団に寝かせ、死亡させた疑いがもたれています。
警視庁によりますと、その後の捜査で真渚己ちゃんの死因が、鼻腔部閉塞による窒息の疑いがあることもわかりました。
元園長の男性は当時、JNNの取材に対し「1人で寝付けないことがあるので、うつぶせにして寝かすことをやっていた」などと話していました。
真渚己ちゃんの母親は書類送検を受け、「なぜ事故がおきたのか、きちんと検証されてほしいと思っています」とコメントしています。
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