愛媛県今治市の山林火災は発生から3日目に入りましたが、鎮圧の見通しは立っていません。
住宅に迫る炎。おととい午後に発生した今治市の山林火災です。市内、朝倉地区ではけさ、燃え広がった炎がふもとの住宅地に迫る様子もみられました。
今治市朝倉地区の住民
「山で風が吹いたら、(火が)どちらに向いて行くか分からない」
住宅などの被害はこれまで確認されていませんが、今治市によりますと、きょう午前7時半の時点で、焼損面積は210ヘクタールあまりに広がっているということです。
火災を受け、現場周辺のあわせて1300世帯あまりに避難指示が出され、住民は不安な一夜を過ごしました。
避難した住民
「夜になったらどうなるか不安だったので、夫と母と来た」
夜間は延焼を食い止めるため、消防が警戒を続けた一方、朝からは自衛隊のヘリコプターと愛媛と徳島の消防防災ヘリ、合わせて6機が空からの消火活動を行っています。
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