
大手製薬会社「ロート製薬」が商品の宣伝のためSNS投稿を依頼したものの、宣伝だと表記せず自社サイトに掲載したのは、ステルスマーケティングにあたるとして、消費者庁は再発防止などを求める措置命令を出しました。
消費者庁によりますと、「ロート製薬」は、販売しているサプリメント「ロートV5アクトビジョン」について、モニターを募集し、商品を無償提供してインスタグラムで宣伝するよう依頼していました。
ロート製薬は去年6月から7月にかけて、宣伝だと明記せず、自社のサイトに「“わたしも”使っています」とインスタグラムの投稿の一部を掲載していたということです。
こうした行為がステルスマーケティングにあたるとして、消費者庁は25日、再発防止などを求める措置命令を「ロート製薬」に出しました。
「ロート製薬」は公式サイトで「お客様をはじめとする関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます。今回の措置命令を真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
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