
経済的な理由で私立高を中退した生徒が2024年度、全国に28人いたことが、私立高校などの教職員組合で作る団体の調査で分かりました。3か月以上学費を滞納した生徒も546人に上っています。
調査を行ったのは、全国私教連=全国私立学校教職員組合連合です。
37都道府県342校からの回答をもとに分析しました。
全国の私立高校に通う生徒はおよそ100万人ですが、全国私教連の試算では、およそ半数(48.8%)の家庭は年収590万円未満で、公立高校入学のハードルの高さから学費が高い私立を選ばざるを得なかった生徒も少なくないといいます。
その結果、昨年度、経済的な理由で私立高校を中退した生徒は全国に28人。3か月以上学費を滞納した生徒は546人で、そのうち6割の331人が6か月以上の長期滞納でした。
3か月以上学費を滞納した生徒数は前年度とほぼ変わりませんが、6か月以上の長期滞納者は前年度からおよそ25%増えました。
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