石破総理は午後、“トランプ関税”をめぐり、与野党の党首会談に臨みます。国会記者会館から中継です。
石破総理としては、野党の協力を得た上で、今後のトランプ大統領との交渉に臨みたい考えですが、今回の党首会談では、国会の会期末を前にした内閣不信任決議案をめぐる与野党の神経戦も透けて見えます。
トランプ関税をめぐっては、あすから赤沢経済再生担当大臣がアメリカを訪問し、6度目の日米関税交渉に臨むほか、石破総理も来週、カナダで始まるG7サミットに合わせ、トランプ大統領との会談を調整していて、一定の合意を目指しています。
きょうの党首会談で、野党側は交渉の進捗状況について説明を求める考えで、石破総理としても野党の協力を得た上で、トランプ大統領との交渉に臨みたい考えです。
一方、今回の党首会談は内閣不信任案にも影響を与えると見られています。
立憲民主党の野田代表は関税交渉の進展を見極めた上で不信任案を提出するか判断する考えで、党内には「交渉の最中に政治空白を作るべきではない」という慎重論がある一方、「夏の参議院選挙を前に対決姿勢を鮮明にすべき」といった主戦論も根強くあります。
ある自民党幹部は、「党首会談をおこなうことで、融和を図っているように見せられる。不信任案は出しづらくなるのではないか」と話していますが、今後の大きなヤマ場を前に与野党の本格的な神経戦が始まります。
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