
気象の変化によって起こるという「気象病」。その症状や対策を取材しました。
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頭痛・めまい…梅雨の体調不良“気象病”かも
愛知医科大学病院の佐藤純医師によると、“気象病”の主な症状は、▼めまい、▼頭痛、▼吐き気、▼耳鳴り、▼倦怠感、▼肩こり、▼関節痛、▼起き上がれないなどがあげられるということです。
佐藤医師は「患者の75%が頭痛などを訴える女性で、平均年齢38歳」としています。
温度(寒暖差)、湿度(高湿度)、気圧(高低差)などが影響し、体調が悪くなるということですが、佐藤医師は「一番気象の影響を受けるのが耳の奥の内耳という所。そこから自律神経を介して体に影響を及ぼす」と指摘します。
▼乗り物酔いする人、▼耳抜きが苦手な人、▼自律神経の乱れ(睡眠不足・冷え性など)を抱えている人は特に注意してほしいということです。
“気象病”には「汗をかく」「血行を良くする」
“気象病”の対策として、▼汗をかく(運動やぬるめのお風呂)、▼血行をよくする(同じ姿勢を長時間続けない)といったことが大事だといいます。
座りっぱなしではなく、30分に1回程度のストレッチをするだけでもかなり改善するということです。
さらに、佐藤医師は、▼内耳の影響が大きいので内耳が敏感だとわかれば、めまいの薬を飲むことや、▼漢方薬などを使って体のむくみなどをとると良い場合が多いとしています。
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