
警察庁は来月(10月)から始まる「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」への新たな対策を前に、全国の警察本部の捜査担当課長らを集めた会議を行いました。
警察庁 楠芳伸 長官
「匿名・流動型犯罪グループは、我が国の治安対策上の大きな脅威であり、刑事警察として、事案への対処能力や捜査能力をさらに向上させるとともに、他部門との連携を一層強化していかなければなりません」
来月1日からトクリュウ対策に向けた新たな捜査体制が始まることを前に、警察庁はきょう、東京・千代田区で全国の警察本部の捜査担当課長らおよそ360人を集めて会議を行いました。
楠長官は会議の冒頭でこのように述べたうえで、来月発足する警察庁の「匿名・流動型犯罪グループ情報分析室」や全国警察の捜査員で構成される「匿流ターゲット取締りチーム(=通称・T3)」などを効果的に活用し、中核的人物の実態解明と取締りを進めてほしいと指示しました。
一方、警察捜査は国民の信頼の上に成り立つものだとしたうえで、警視庁公安部による大川原化工機のえん罪事件にも触れ、「捜査にいささかの疑念も抱かれることがあってはならない」と強調し、「検証結果で明らかとなった問題点は刑事部門においても他山の石として取り組みを推進する必要がある」と適正な捜査の徹底を強く求めました。
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