
イランの大統領は、核開発問題をめぐりアメリカのトランプ大統領が呼びかけた直接交渉には応じない姿勢を示しました。
イランのペゼシュキアン大統領は30日に開かれた閣議で、核開発問題をめぐるアメリカとの直接交渉を拒否すると述べました。
そのうえで、「イランは間接交渉については継続できる」とも述べ、第三国を仲介した間接交渉には応じる姿勢を示しています。
イランの核開発問題をめぐっては今月上旬、イランが進めるウラン濃縮などの核開発を阻止するために、トランプ大統領が最高指導者のハメネイ師に交渉を呼びかける書簡を送ったことを明かし、イラン側の返答が注目されていました。
こうしたなか、アメリカのNBCテレビは30日、インタビューに応じたトランプ氏が「イランが核開発をめぐる取り引きに応じなければ空爆が行われるだろう」と述べたと報じました。
そのうえで、「今まで彼らが見たことの無いような空爆になる」と警告していて、今後トランプ政権が、バイデン前政権と同じくイランとの間接交渉を続けるかどうかが焦点です。
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