
ハンガリーのオルバン首相は、ICC=国際刑事裁判所の加盟国から脱退すると発表しました。戦争犯罪の疑いで逮捕状が出ているイスラエルのネタニヤフ首相と会見し、明らかにしました。
ハンガリーのオルバン首相は3日、イスラエルのネタニヤフ首相を国賓として迎え、会談しました。
ネタニヤフ首相は、戦争犯罪や人道に対する犯罪の疑いで去年11月にICCから逮捕状が出ていて、加盟国のハンガリーは逮捕して、身柄を引き渡す義務がありました。
ハンガリーのオルバン首相はネタニヤフ首相と開いた会見で、「ICCは政治的な道具になっている」などと批判し、ICCの加盟国から脱退すると発表しました。ネタニヤフ首相は「大胆かつ原則的な決定」だと歓迎しています。
ハンガリーがICC加盟国からの脱退を表明したことをめぐり、ICC締約国会議のカウコランタ議長は声明を発表しました。
声明で、カウコランタ議長はハンガリー政府に対し、3月31日付の書簡でイスラエルのネタニヤフ首相の逮捕と引き渡しを求めていたことを明らかにしたほか、ハンガリーがネタニヤフ氏の逮捕など加盟国としての義務に応じていないことについて、「締約国であった間に生じた義務は脱退したことを理由に免除されない」と強調しました。
また、ハンガリーがICC加盟国からの脱退を表明したことについては「遺憾だ」としたうえで、「締約国が脱退することは正義を求める我々の共通の願いを曇らせ、不処罰と闘う我々の決意を弱めることになる。ハンガリーに対し、加盟国であり続けるよう強く求める」と訴えました。
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