太平洋戦争のきっかけとなった真珠湾攻撃から84年。今年もハワイでは追悼式典が行われました。
現地時間1941年12月7日に行われた旧日本軍の真珠湾攻撃では、アメリカ兵らおよそ2400人が死亡しました。
7日、真珠湾を臨む公園で行われた追悼式典では、攻撃が始まった午前7時55分に黙とうがささげられました。元兵士らの高齢化が進む中、今回、攻撃を体験した兵士の出席が初めて無かったということです。
母親が日本出身のアジア太平洋安全保障研究センターのバレス・ラム所長は、「かつて敵国だった日本は今ではアメリカの同盟国です」と述べたうえで、若い世代に向けて「分断ではなく、理解する道を選んでほしい」と語り、真珠湾の教訓を受け継いでいくよう呼びかけました。
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