韓国の李在明大統領が中国を国賓として訪問することになりました。

中国外務省は30日、来年1月4日から7日の日程で、韓国の李在明大統領が中国を国賓待遇で訪問すると発表しました。中国外務省の林剣報道官は「今回の訪問が中国と韓国の戦略的協力関係のさらなる発展につながることを期待する」としています。

両国の関係は2016年、在韓米軍基地へのミサイル迎撃システム「THAAD」の配備決定に中国が反発。韓国への団体観光の制限や韓国映画の上映を事実上禁止するなどして関係が悪化していました。

しかし、高市総理の「台湾有事」発言をめぐり、日本との関係が悪化するなか、中国としては韓国との関係改善で、日韓の分断を図る狙いもあるものとみられます。

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