イギリスのスターマー首相の最側近が、エプスタイン元被告との関係が指摘される前駐米大使の任命責任をめぐって辞任しました。
スターマー首相の首席補佐官、モーガン・マクスウィーニー氏は8日、ピーター・マンデルソン前駐米大使の任命をめぐり「自らが首相に勧めた」として辞任しました。
マンデルソン前駐米大使は未成年の性的人身売買などの罪に問われたアメリカの富豪エプスタイン元被告との関係が指摘され、去年9月に解任されました。
マクスウィーニー氏は声明で、「任命は誤りだった」として「労働党とイギリス、政治への信頼を損なった。全面的に責任を負う」と述べています。
ロンドン警視庁は6日、エプスタイン元被告に政府の機密情報を漏洩した疑いがあるとして、マンデルソン氏の関係先に家宅捜索に入るなど、捜査を進めています。
スターマー首相は、5日までにマンデルソン氏の駐米大使への任命を謝罪したうえで、マンデルソン氏とエプスタイン元被告の「関係の深さを把握できていなかった」などと説明しましたが、与党内でもスターマー氏への批判が高まっていて辞任を求める声も上がっています。
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