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「誰も予想していなかった」トランプ大統領 対イラン“目論見”外れ泥沼化 NATOに「失望」 岩盤支持者MEGAも離反で…トランプ氏の足元揺らぐか?【サンデーモーニング】

海外
2026-03-22 14:21

アメリカ・イスラエルが続けるイラン攻撃、出口は見えているのでしょうか。


【写真を見る】がれきと化した建物…終わり見えない戦地の様子


短期決戦の目論見が外れたトランプ大統領。楽観論や“強がり”は健在ですが、戦況は泥沼化しています。


泥沼化する中東情勢 トランプ氏は「壊滅させた」と胸を張る

トランプ大統領(17日) 
「イランの海軍を壊滅させた。空軍も今や壊滅状態だ。彼らには空軍も海軍もなくレーダーもない」


17日、敵を壊滅させたと胸を張るトランプ大統領。


次々と動画を公開し戦果を強調しますが、イラン側もミサイルの発射を公開して戦力を誇示。イスラエルに対するミサイル攻撃は、止んでいません。


隣国イラクのアメリカ大使館も攻撃を受けました。


一方で、イラン国内では3200人以上が死亡するなど、泥沼化の様相を呈する中東情勢。


トランプ大統領の見通しの甘さも露呈しています。


“目論見”はずれるも…根拠のない楽観論のトランプ氏

軍のトップがトランプ氏に対し、イラン攻撃の前に、ホルムズ海峡封鎖のリスクを伝えていたと報じられ、16日、そうした反撃リスクへの認識を問われると…


トランプ大統領(16日) 
「誰も予想していなかった。最高の専門家たちでさえ、(イランが)反撃をしてくるとは思っていなかった。たとえ予測していたとしてもたいした問題じゃない。やるべきことをやるだけだ」


そして、“短期決戦”の目論見が外れた今も、根拠のない楽観論を主張。 


トランプ大統領(19日)
「事態はもっとひどいことになると思っていたが、それほど悪くないし、もうすぐ終わるだろう」


事態をエスカレートさせるアメリカの同盟国・イスラエル

しかし、そんな強がりとは裏腹に、事態をエスカレートさせているのがアメリカの同盟国・イスラエル。


イスラエル カッツ国防相(18日) 
「我々はイランへの攻撃をさらに強める。逃れられる者はおらず、誰もが標的となるだろう」


イスラエルは18日、ハメネイ師の最側近だったイランの安保部門トップや、民兵組織の最高司令官、情報相らも次々と殺害したと発表。さらに、世界最大規模のガス田も攻撃したのです。


すぐさまイラン側は報復として、カタールのガス関連施設を攻撃。トランプ氏はイスラエルのネタニヤフ首相に、これ以上ガス田を攻撃しないよう伝えたといいます。


トランプ大統領(19日)
「そんなことはするなと伝えた。イスラエルは時々望ましくないことをするが、もう繰り返さない」


「NATOには失望している」と不満 NATO各国は艦船派遣に動かず…

世界のエネルギー市場を揺るがす、この地域の混乱を広げたくないトランプ大統領。


事態の鎮静化に向け、各国にホルムズ海峡への艦船派遣を呼びかけていますが、ここでも思惑が外れています。


当初期待していた、フランスに対しては…


トランプ大統領(16日)
「マクロン大統領と話したが、反応は10点満点中8点だ。彼はきっと助けてくれると思う」


しかし、頼みのマクロン大統領も結局…


フランス マクロン大統領(17日) 
「我々は紛争の当事者ではないため、現在の状況下においてフランスがホルムズ海峡の封鎖解除に向けた作戦に参加することは決してない」


イギリス、ドイツ、イタリアなども艦船派遣に動かず、トランプ氏は不満をぶちまけます。


トランプ大統領(17日)
「NATOには失望している。我々はNATOを助けたのに彼らは助けてくれなかった。NATOにとって非常に悪いことになる」


トランプ氏の岩盤支持層 MAGA派からも離反の動き

同盟国からも距離を取られ、出口戦略が見えない中、さらに、身内からも異論が突きつけられています。


トランプ氏が「イランの脅威」を主張して始めた今回の戦争。


ところが、国家テロ対策センターのトップが「イランは差し迫った脅威ではなかった」として、攻撃開始を批判し、辞任したのです。


トランプ大統領(17日)
「彼はいいヤツだったが、安全保障に関しては弱腰で、とても頼りないと思っていた。辞任は良いことだ。『イランは脅威ではない』なんて言ってたんだから」


辞任したケント所長はトランプ氏が掲げるアメリカ第一主義の熱心な支持者、いわゆる「MAGA」派でした。


岩盤支持層であるMAGA派からの離反の動き。トランプ氏の足元が揺らぐことになるのでしょうか。


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