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“高濃縮ウランをイラン国内に残さない” 勝利宣言したいトランプ大統領が次々と譲歩か 米イランの「覚書」交渉で何が?【専門家解説】

海外
2026-06-03 19:33

イランとの戦闘終結に向けた交渉ですが、実は今、アメリカのトランプ大統領は次々と譲歩しているようです。その内容をホワイトハウスをよく知る専門家が明かしました。


これはアメリカ軍が公開したペルシャ湾とされる映像。巨大な船舶にミサイルが突っ込んでいきます。


イラン側もアメリカ海軍の司令部を攻撃したと伝えられるなど、互いに攻撃の応酬が続いています。


こうした中、先が見えないのが、両国の「覚書」の交渉。イラン側は国営メディアを通じ、「対話を停止する」と発表しました。


イスラエルがレバノンの親イラン組織「ヒズボラ」を攻撃したからなのですが、イスラエルの攻撃は「意図的だ」と専門家は見ています。


明海大学 小谷哲男 教授
「イスラエルとすれば、米国とイランで交渉してほしくない。和平をしてほしくないから、なんだかんだ口実を見つけて、レバノンの戦線を拡大して全体のプロセスを壊したいと考えている」


攻撃を繰り返すイスラエル・ネタニヤフ首相に、トランプ氏が電話で激怒したとも伝えられています。なぜなら、トランプ氏には今、一番獲得したい成果があるためのようです。


明海大学 小谷哲男 教授
「トランプ氏が一番こだわっているのが、高濃縮ウラン。オバマ元大統領の核合意では、300キロまでは残せるということになった。それをゼロにすることで、2015年より厳しいものになったと。勝利宣言をしたいんだと思う」


小谷教授によれば、トランプ氏は核問題だけでなく、アメリカ軍によるペルシャ湾の海上封鎖も一気に解除してもいいと、姿勢を軟化させているそうです。


そして、アメリカは連日のように楽観的情報を出しています。


アメリカ ルビオ国務長官
「1か月前には拒否していた核めぐる議論にイラン側が応じている」


しかし、イランは…


明海大学 小谷哲男 教授
「米国は多分、一番楽観的な意見のグループの声を聞いている段階で、合意が近いということになるだろうけど、(イランの)革命防衛隊を含めて一番強硬な派閥、おそらく、まだ合意したと思っていないと思う」


覚書は、その後60日間も続く本交渉のまだまだ「入り口」です。これまでのところイランは強硬姿勢を崩しておらず、事態の長期化も指摘されています。


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