イランとの合意成立を発表したトランプ大統領。自身の80歳の誕生日にあたるこの日、ホワイトハウスでは肝いりの総合格闘技の大会が開かれました。
14日、80歳の誕生日を迎えたトランプ大統領が向かうのは、アメリカで人気の総合格闘技団体「UFC」の試合会場。今回、建国250年の公式行事として、ホワイトハウスの庭に特別に建設されたものです。この場所での総合格闘技大会の開催は前代未聞です。
記者
「ホワイトハウスに隣接する広場です。UFCのビューイングイベントに大勢のファンが駆けつけています」
無料で開かれたビューイングイベントには、数万人が駆けつけました。
UFCのファン
「誕生日に格闘技をやるなんて、マジでクールだよ。トランプはそれをやってのけたんだ」
「最高。愛国心に溢れ、アメリカ人を一つにするものだ」
会場上空には編隊飛行を披露するアメリカ軍の戦闘機。さらに、ロック音楽を奏でるのは陸軍兵士によるバンドです。トランプ大統領が好むとされる派手な演出ですが、軍や政府機関を使って「行事を私物化している」との批判も出ています。
反対派
「経済が悪化している時に、スポーツイベントの無料チケットを配るのか」
会場建設や運営にかかるおよそ100億円の費用はUFCサイドが負担するものの、警備費用などへの多額の税金投入には「無駄遣いだ」との反発も招いています。
この日、ホワイトハウス周辺では、今回の大会開催に反対する人やトランプ政権に批判的な人たちが抗議活動を行いました。
UFC大会に反対する市民
「このイベントに費やされた大金があれば、多くの人々に食事や住居、医療保障が提供できたはずだ」
建国250年公式行事の一環として、8月にはアメリカ最高峰のカーレース「インディカー・シリーズ」のワシントン市街地コースでの開催も予定。
「UFC」も「カーレース」もトランプ氏の支持者に人気が高いことから、秋の中間選挙に向けた露骨な「スポーツの政治利用」ではないかとの指摘が出ています。
アメリカ トランプ大統領
「誰も見たことがないような素晴らしいものだった。(Q.フランスに向かう途中で試合映像を見直しますか?)フランスに向かう途中で見直すよ」
観戦に満足したのか、上機嫌な様子で会場をあとにしたトランプ氏。その足でG7サミット=主要7か国首脳会議が行われるフランスに向け出発しました。
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