政府・日銀が行った円高誘導のための為替介入に関連して、アメリカ財務省が複数の銀行に対し、円相場への介入の可能性を伝えていたことが分かりました。
ロイター通信が31日、報道したもので、アメリカ財務省がニューヨーク連銀を通じて「将来の措置に備えるよう伝達した」としています。
これはアメリカが日本側による為替介入に対して緊密に協力していることを示す動きで、アメリカ財務省も現在の円相場について円安が進みすぎているとの認識を持ち、円高方向への修正を望んでいることが背景にあります。
こうした中、アメリカのベッセント財務長官は8月末に東部ノースカロライナ州で開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議で「日本銀行の植田和夫総裁に会えるのを楽しみにしている」と表明しました。
31日、「X」に投稿したもので、「高市総理と植田総裁、そして日銀の政策委員が金融と財政の安定に強いコミットメントを示すもとで、日本経済は堅調に推移している」としたうえで、「我々は引き続き強固な関係を保ち、緊密な連携を続けていく」と強調しました。
ベッセント氏は30日にも「円は過小評価されている」と発言していて、連日の発信で日本側の為替介入との協調をアピールしています。
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