
アメリカのトランプ大統領は、アメリカで生まれた子どもに自動的に国籍を与える「出生地主義」制度を見直し、子どもにアメリカ国籍を与えたい外国人による「出産ツーリズム」を禁止する大統領令に署名しました。
トランプ大統領は去年1月、アメリカ国内で生まれた子どもに自動的に国籍を与える「出生地主義」制度を廃止する大統領令に署名しましたが、連邦最高裁は6月、大統領令は違憲だと判断しています。
アメリカ トランプ大統領
「連邦最高裁で出生地主義に関する非常に残念な判決が出た。僅差だったが、本当に残念な判決だ。非常に不公平なので、現在、修正の対応をしている」
トランプ大統領は6日、このように述べたうえで、出生地主義の適用範囲を狭める新たな大統領令に署名しました。
具体的には、子どもにアメリカ国籍を与えることを目的にした「出産ツーリズム」を禁止するとしていて、トランプ氏は「何十万人もの」外国人が子どもの国籍取得のためにアメリカで出産していると主張しています。
また、両親のいずれかが▼敵対する国の国民や、▼外国の外交官の場合にも出生地主義は適用されないとしました。
トランプ政権は今回の新たな大統領令について、「連邦最高裁の判例に反するものはない」としていますが、合憲性をめぐって、再び法廷闘争になるのは確実だとみられています。
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