
2014年に完成したものの未だに開通していない中国と北朝鮮を結ぶ自動車橋をめぐり、新たな動きが確認できました。
中国・遼寧省の丹東市と北朝鮮の新義州市を結ぶ自動車橋・中朝鴨緑江大橋は2014年に完成しましたが、10年以上にわたり開通してません。両国の関係が悪化したことが背景にあるとみられます。
そうしたなか、2025年9月、金正恩総書記が中国を訪問。2026年6月に習近平国家主席が北朝鮮を訪問し、経済関係の発展で合意しました。
関係改善を背景に、橋が国交樹立77年の10月6日に正式に開通するという見方が浮上していました。
橋をめぐっては2024年12月時点で開通に向けた動きは確認できませんでしたが、2025年8月時点で北朝鮮側で税関施設とみられるビルの建設が進められていました。
さらに、2026年9月下旬には北朝鮮側から橋を走行する貨物トラックが確認できました。
そして、10月にJNNが現地を取材したところ、北朝鮮側の橋のたもとには税関施設とみられるビルがほぼ完成。「朝鮮民主主義人民共和国」という文字が掲げられた大型のゲートの周辺には複数の人の姿が見られました。
一方、中国側の橋の近くではナンバープレートのない数十台の新しいトラックが並び、橋の上では視察団とみられる中国側の関係者が写真を撮影していました。
しかし、10月6日、中国側の税関に開通をうかがわせる動きはありませんでした。
ある住民は取材に対し、橋について「開通すれば人の往来が増え、飲食業などが繁盛するだろう」と期待を示しましたが、正式な開通日は発表されていません。
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