今年の春闘で、鉄鋼大手各社の労働組合はきょう、賃上げを求める要求書を会社側に提出し、賃上げの定着に向けた労使交渉が本格的に始まりました。日本製鉄の労働組合は月額1万5000円の賃上げを求めました。
日本製鉄 労働組合連合会 幸野直通 会長
「優秀な人材の確保・定着の観点からも、魅力ある労働条件作りが重要であるだけに、日本製鉄として、これまでにも増した積極的な支援を要請しておきます」
きょう、日本製鉄の労働組合は2025年の春闘の要求書を経営側に提出し、優秀な人材確保のため月額1万5000円の賃上げを要求しました。
おととい、鉄鋼や重工の大手などの労働組合が加盟する基幹労連は、月額1万5000円の賃金改善を求める統一方針を決めています。
この要求は、去年の春闘で求めた「1万2000円以上」を上回る過去最高水準となっています。
来週には自動車大手や電機大手の労働組合も要求書を提出しますが、今後、高水準の賃上げが大企業だけでなく、中小企業にも広がるかどうかが焦点となってきます。
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