日本時間のけさ、アメリカのトランプ大統領らとの会談を終えた赤沢大臣は、先ほど記者団に対し、次のように話しました。
赤沢亮正 経済再生担当大臣
「私からは総理のメッセージとして、日米双方の経済が強くなるような包括的な合意を可能な限り早期に実現したいとの考えを伝えました。トランプ大統領からは国際経済において、米国が現在置かれている状況について率直な認識が示されました。また、米国の関税措置についてもですね、率直に述べられつつ、日本との協議が最優先であるというご発言がありました。その上で、両政府間で協議を続けていくことを確認をしたところです。その後の日米協議では、私から米国の関税措置は極めて遺憾であるということを申し上げ、我が国の産業や日米両国における投資雇用の拡大に与える影響などについて我が国の考えを説明した上で、米国による一連の関税措置の見直しを強く申し入れたところです。今般の協議の結果、日米間で以下の点について一致をいたしました。双方が率直に、かつ、建設的な姿勢で協議に臨み、可能な限り早期に合意し、首脳間で発表できるよう目指すということが1つ。2番目が、次回の協議を今月中に実施するべく日程調整をすること。そして3番目が、閣僚レベルに加え、事務レベルでの協議も継続すること。今回の協議も踏まえつつ、引き続き政府一丸となって最優先かつ、全力で取り組んでまいりたいと思います」
赤沢大臣は、日本時間のあす午後、帰国する予定です。
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「水道水がおいしい都道府県」全国1位は?“蛇口からミネラルウォーター”の地域も【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】