
追加料金不要の「オールインクルーシブホテル」が増えています。飲食だけでなく、スタッフが子どもと全力で遊んでくれるアクティビティも、全部タダです。
【写真を見る】「子を野放しにして親はゆっくり」飲食も遊びも込み込み「オールインクルーシブ」が人気【THE TIME,】
遊び&飲食「追加料金一切なし」
「オールインクルーシブ」とは、<食事><アクティビティ>などの料金が宿泊料金に“全て含まれている”サービスのこと。
従来のような、夕食時にかかるお酒代など滞在中に発生する追加料金を気にせずに楽しむことができます。
THE TIME,マーケティング部 山根千佳部員:
「うわぁすごい綺麗。シックな感じもあって美術館みたい」
栃木県那須町にある『THE KEY HIGHLAND NASU』。
木を基調とした落ち着いた雰囲気の客室に、目の前に広がる那須高原の森―
自然を感じながらゆったりと過ごせるオールインクルーシブスタイルのリゾートホテルです。
レストランのラウンジに並んでいるのは、カクテルメニューなどを含め30種類以上のドリンク。
生ビールに地酒、ワインにサワー、ジュースやコーヒーまで、全てがチェックイン後から夜11時までフリーで楽しめます。
宿泊客(30代):
「毎回毎回ホテルで瓶ビールだけ頼んで別個で会計ってすごく気にするけど、オールインクルーシブだとお金も気にせず好きなだけ飲める」
さらに、目の前に広がる森との一体感が楽しめるインフィニティ露天風呂にジャグジー、ロウリュを備えた「温泉スパ」の利用もフリー。
天体観測やサイクリング、ヨガに最大20人まで利用できるカラオケルームの利用なども、全部タダです。
そしてディナーは、シェフが目の前で焼き上げる日光高原牛のサーロインステーキや那須鶏、高原野菜を使ったサラダバーなど地元の食材をふんだんに使った食べ放題のビュッフェスタイル。
宿泊客(20代):
「ステーキがめちゃくちゃ柔らかくて、もう一回おかわり行きます」
これだけ楽しめて1泊(夕朝食付)<和洋室>2万6400円~。露天風呂付きの<スイート typeA>は3万4100円~です。
※2名1室利用時の1名料金・別途入湯税有
「全部タダ」宿泊施設にもメリット
国内で増える「オールインクルーシブホテル」。
楽天トラベルでも、2025年のゴールデンウイーク期間での「オールインクルーシブ」のキーワードを含む予約の泊数が「前年同月比約1.5倍」になるなど人気が広がっていますが、利用者だけでなくホテル側にも“意外なメリット”があるといいます。
『HIS』国内旅行事業部・伊藤伸悟さん:
「食事をして代金を支払う、お釣りを渡すなど、サービスを利用したときに発生する清算業務がなくなる。ホテル側の業務軽減、人件費などのコストが抑えられる」
親も「めちゃめちゃ幸せ」豊富なアクティビティ
子どもは思いきり遊んで、親はゆっくり自分時間を過ごせるオールインクルーシブも。
山梨県北杜市にある『BUB RESORT Yatsugatake』は、標高1400mの山の中にある大自然をテーマにしたグランピング施設。
森の中の<グランピングテント>と<館内客室>のどちらかを選んで宿泊でき、子ども・家族で楽しめるアクティビティがインクルーシブされています。
例えば、透明な水信玄餅を水風船を型にして手作りし、石臼を手回ししてきな粉作りも体験できる「水信玄餅づくり」。
他にも、小川を歩いて上る「リバートレッキング」に、本物のユンボを操縦して穴を掘ったりする「森のお仕事体験」、「高原野菜の収穫体験」に「水鉄砲合戦」、「ナイトサファリ」などなど、1日に15個以上アクティビティが体験できて、全部タダ。
40代母親:
「子どもが保育園とかでは全然慣れなかったけど、ここでは『はい!』みたいな、『もう行こ行こ』みたいな感じですごく楽しそうだった。成長が見られてよかった」
そして、人気の理由はもう一つ。
クルーと呼ばれるスタッフが常に子どもたちと全力で遊んでくれるため、大人は参加したり見守ったりと自由気ままに過ごせます。
30代母親:
「子どもを野放しにして親がゆっくりできる」
母親:
「こんなに自分の時間を持てることがないからめちゃめちゃ幸せ」「親と子どもが両方満足できるのはなかなかない」
夕朝食・アクティビティ付きで大人1名3万3000円~。(※宿泊スタンダードプラン・子ども割引あり)
普段経験できない素敵な思い出もしっかりインクルーシブされていました。
(THE TIME,2025年8月26日放送より)
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