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究極の選択「持ち家派」VS「賃貸派」~街頭取材121人と住まいのプロ8人がどちらを選ぶのか徹底取材【それスタ】

経済
2026-01-26 16:16

家賃や住宅価格の高騰が続くいま、まちゆく121人が「持ち家」と「賃貸」どちらを選ぶのか徹底調査!住宅のプロ8人による「本音の選択」も聞いてきました。


■「猫ファーストな家に」持ち家はカスタマイズできる!


東京・三鷹市在住、40代の父親と中学1年生の息子の親子は、持ち家派?賃貸派?


東京・三鷹市在住 40代
「持ち家派です。猫も飼ってますので、そういった意味で持ち家」


飼い猫・6歳のマンチカン「ほたる」くん。猫を飼うのがご主人の長年の夢で、8年前に5000万円の建売住宅を購入。


住宅ローンの支払いは月15万円。節約も兼ねて、趣味のDIYの技術を駆使し、猫ちゃんの遊び場を日々作っているといいます。


東京・三鷹市在住 40代
「キャットウォークとか、壁に丸い穴開けて、猫が通りやすくするとか。猫ファーストな家に、もうちょっと作りたいなと思いますね」


自宅を自由にカスタマイズできるのも、持ち家派のメリット。


■夢のマイホームには謎の『こぶし位の穴』が…


埼玉県在住、30代の家族も『持ち家派』だといいます。


埼玉県在住 父親(30代)
「子どもたちが遊んでガンガンしても気にならないし。傷ついちゃっても全然」


6年前、もともと持っていた土地に約2500万円の家を建てたといいます。35年ローンで月の支払いは10万円。


しかし、夢のマイホームには謎の『こぶし位の穴』があり、ご夫婦が気づいた時にはすでに空いていた状態で、原因はいまだに不明だそうです。


9歳の長男に話を聞いてみると…


9歳の長男
「(Q.子ども部屋で何をするのが楽しい?)ドッジボール」
30代の母親
「原因、それかな…」
30代の父親
「穴あくね…」


これがもし賃貸だったら、想定外の出費になったかもしれないといいます。


■賃貸はライフスタイルの変化にも適応可能


東京・板橋区在住、60代の1人暮らしの女性は『賃貸派』だといいます。


東京・板橋区在住 60代
「もともとは家族で暮らしていまして、ちょっと色々あり、離婚しまして。それから賃貸です」
「(賃貸だと)移りやすいっていうのと、そのときに合わせたお家に住める」


ライフスタイルの変化に合わせて、住まいを変えられるのが賃貸派の魅力。


この女性は年金世代で、住まいは間取り1DK、家賃が約7万円の賃貸住宅です。


一般的に年を重ねると、賃貸が借りにくくなるともいわれていますが…


60代の女性
「URはずっと借りられるんですよ。その辺の心配がないので、とりあえずURに入っているんですけど」


女性が住んでいるのは、「UR都市機構」の賃貸住宅。高齢者でも入居しやすいのが特徴で、家賃も手頃だといいます。


■売却益で注文住宅が買えた!持ち家の魅力


東京・調布市在住、3人の子どもがいる5人家族の内藤さん一家は、「持ち家派」を挙げました。その理由は、6年ほど前に購入した3LDKの中古マンションにあるといいます。


東京・調布市在住 内藤美菜子さん(30代)
「買ったのは3000万くらいで、売却額は上がっていますね。買った時よりは全然上がって。1000万いかないくらいですけど、売るには今がいいって聞きまして売りました」


直近10年で、都内の中古マンション価格は2倍以上に上昇。


内藤さんが住んでいたマンションは、5年間で800万円ほど値上がっていたことがわかり、2025年、即座に売却したそうです。


その資金を頭金の一部にして、小さな子どもたちが思いっきり飛び回れるように、調布市に新築の注文住宅を購入しました。


ダイニングキッチンから見渡しやすく広々としたリビングに、身長175cmあるご主人でも足を十分に伸ばせるバスルーム。


さらに、将来は子ども部屋にする予定の部屋が1階と3階に合わせて3部屋。3階にある次男の部屋からは、富士山が見えます。


また、子どもたちの遊び場になりそうな床下収納など、うれしい機能が盛りだくさん。


3000万円のマンションから、約7000万円の注文住宅に住み替えることができたそうです。


今後は、住宅ローンの支払いが毎月16万円以上になります。それが35年間続くということもあり、ご主人が家族に内緒でこっそり吸っていた煙草を、これを機にやめることにしました。ローンを払い切れるよう、健康に気遣っていくといいます。


■世相を反映 賃貸派を襲う「ローン金利」の上昇


東京・足立区在住、小さな子どもが2人いる4人家族、30代の杉本さんは『持ち家派』。


東京・足立区在住 杉本里美さん
「お金を賃貸だと捨てているようなものになっちゃうので、それよりはいいかなって思って」


5年前、杉本さんが新築4000万円で購入したというマンション。


ダイニングキッチンがあるリビングと、趣味部屋兼ご主人の仕事部屋。そして、4人で使う寝室があり、間取りは2LDK。


杉本匠さん
「(寝室は)4人であれば十分かなと思っています。1人部屋になってしまうと、どうしても孤立してしまうと寂しいなと思うので。ずっとこういう所で、家族団らん出来たら良いなと思っています」


家族仲良く、同じ時を過ごしていきたいと話す杉本さん。そんな一家を今、住宅ローン金利の上昇が襲っています。


杉本匠さん
「夫婦でペアローン組んでいるんですけど、僕のほうが(1年前の月のローン)8万6000円だったのが(今は)9万4000円になっています」


杉本さんの住宅ローンは変動で、1年前は0.815%だった金利が、現在1.215%まで上昇。月12万4000円ほどだった支払いが、この1年で1万円以上上がり、13万5000円を超えているといいます。


■家賃補助は8万超え!ライフスタイルの変化に強い賃貸


東京・葛飾区で出会ったのは、20代の母親。7か月の息子と2歳の娘がいる、4人家族の仲村さんは『賃貸派』。仕事は保育士で、夫も製造業と共働きです。


仲村亜沙美さん
「持ち家だと最近やっぱり高いので、賃貸の方が住みやすいかなっていうのはあります」


都内の持ち家は高いので、賃貸派。現在は、江戸川区の築10年ほどのマンションで暮らしているといいます。


日当たりが良いのが特徴で、冬でも暖かく、間取りが2LDKの住まい。


仲村亜沙美さん
「子どもたちがキッチンからでも見られるようにワンフロアにして、こっちは遊びの空間を作って、リビング兼プレイルームとして使っています」


このほか、家族4人で寝ている寝室があり、家賃は管理費込みで月15万円以上。


一方で…


仲村亜沙美さん
「保育士で区から補助があるので、ちょっとだけ安く住めてて」
「(Q.補助っていくら位出ている?)8万2000円」


保育士の人材確保に向けた取り組みは各地で行われていて、勤務先が江戸川区の場合、その保育事業所が賃貸住宅を借り上げることで、そこに住む保育士の家賃負担が月額最大で8万2000円が補助されます。


仲村さんは、都内にある広い部屋に、7万円台で住めています。


また、ライフスタイルの変化に強いのも賃貸派のメリットだそう。


仲村亜沙美さん
「(子どもが)男の子と女の子なので、『お部屋を分けた方が良い』とか、ライフスタイルに合わせて引っ越しとかも検討していかないといけない」


■「ローンを払うなら投資を」借金が嫌で賃貸派


東京・足立区で出会った、30代の男性は『賃貸派』。


30代の男性
「借金っていうのに、あまり良いイメージが無い」
     
借金が嫌で、賃貸派だという4人家族の男性。2025年、千葉県・浦安市に選りすぐりの賃貸物件が見つかったそうです。


30代の男性
「一軒家なんですけど、戸建ての賃貸を借りてます。家賃めちゃめちゃ、私的には安いと思ってて、8万5000円くらい」
    
自宅は築30年以上、2階建ての木造賃貸住宅。家賃は破格の8万5000円。住宅にお金をかけないのには、ある理由が。


30代の男性
「持ち家だとローンがかかると思うので、そのお金があるんだったら、正直、投資や株式投資とか、そういうのにまわしたい」


住宅費を抑えて、投資にまわしている男性。2025年は、投資による利益が本業の給料を上回ったといいます。


30代の男性
「ある程度まとまったお金ができたら、老後に使えたらなんて思ってます」


■住宅のプロは「持ち家派」?「賃貸派」?


「アパマンショップ」に勤務する方々の中から8人、『持ち家派』か『賃貸派』を選んでいただきました。


普段は社宅の斡旋をしている、4人家族の金川・副本部長。


金川さん
「持ち家派です。今マンションを持っておりまして、今後自身の資産も高騰していけばいいなという期待を込めて」


入社3年目の若手社員、1人暮らしの湯田さん。


湯田さん
「賃貸派です。賃貸の方が自由かな」


副部長の國邑さんと、新婚の藤澤さんの2人は『持ち家派』。資産価値上昇への期待や庭付きの一軒家に住みたいという意見です。


営業担当の40代、四鬼主任!春から小学生、6歳の娘がいます。


四鬼さん
「持ち家派です。娘もお城を建ててほしいという気持ちが強いので、そこのために仕事も頑張っているので、持ち家にしております」


価格が3000万円台の持ち家マンションに住んでいるという渡部店長。


渡部さん
「賃貸派です。初めは持ち家を希望してたんですけど、勤務地が変わると通勤時間が長くなってしまうので」


福岡県からヘルプ業務で3か月間、愛犬とともに東京にやって来ている西村さん。


西村さん
「今のところは賃貸派。いろんなところに住んでいきたい希望があるので、賃貸にしました」


入社1年目の20代、吉田さん。


吉田さん
「賃貸派です。すごいプライベートなんですけど、同棲してた人が変な人にお金借りていた。そこに住めなくなった。(賃貸のほうが)緊急にも対応しやすいかなと思います」


住まいのプロたちの投票では、持ち家にも賃貸にもメリットがあるということで引き分け。


一方で、街頭調査の最終結果は、合計121人に聞き、持ち家派79人に対し賃貸派42人という結果に。


しかし、今回の調査に協力していただいた人たちの6割以上が、現在の住まいは「賃貸住宅」と回答。


多くの人たちが「持ち家」を望みながらも、物価高や住宅価格の高騰を理由に「賃貸」で暮らしていることがわかりました。


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