
昔からある、レモンの形をした焼き菓子「レモンケーキ」。最近その人気が再燃し、進化系も続々登場しています。
【写真を見る】“まるで羊かん”や“究極に酸っぱい”進化系も…「レモンケーキ」再ブームなぜ?【THE TIME,】
徳島から東京に初上陸
「月に3万個ほど販売していて、“毎年約3倍”売り上げが伸びている」
こう話すのは、レモンケーキ専門店『パール洋菓子店』(徳島・三好市)のオーナーパティシエ・鳩谷泰啓さん。2025年10月には東京・自由が丘にも進出しています。
看板商品の「パールのレモンケーキ」(429円)は、こんもりと丸いフォルムにふわっとした生地。自社農園で育てた“強い酸味”と“濃厚な甘さ”が特徴の瀬戸内レモンを余すことなく使ったレモンケーキです。
THE TIME,マーケティング部 羽田優里奈部員:
「表面のグレーズがじゅわっと溶けてレモンの果汁が広がる。甘さと酸味のバランスが絶妙」
人気のワケは“酸味”のアクセント
昔から馴染みのあるレモンケーキが、再び人気になっているのはナゼなのか?スイーツの魅力を発信するウェブメディア『ウフ。』の坂井編集長によるとー
『ウフ。 』編集長・坂井勇太朗さん:
「スイーツ界全体で“アクセントのあるお菓子”がすごく求められている。“酸味”は老若男女問わず好きな人が増えているので、ここ2~3年で大ブームになっている」
4月には『ファミリーマート』からも「レモンケーキ」(160円)が登場。※一部地域・店舗では取り扱いの無い場合があります
羽田部員:
「外側がパリッと中はしっとり。爽やかな酸味を、まろやかなホワイトチョコが包み込んでくれている」
さらに、2025年に販売し人気となった「カントリーマアムひとくちレモンケーキ」(不二家/7枚入・260円※番組調べ)もアップデートして再登場。生地に新しく「塩」を加え、よりレモンの酸味や甘さを引き立てています。
あずき入りでおなじみのアイスからもレモンケーキ味が新発売。
「あいすまんじゅう Dessert レモンケーキ」(丸永製菓/237円)は、濃厚なミルクアイスをレモン風味のチョコレートでコーティング。中にはレモンソースと白あんが入っていて、まろやかで優しい甘さが広がります。
レモンケーキなのに「和菓子」
スイーツメディア『ウフ。』によると、レモンケーキはレモン形のスポンジ生地にコーティングを施して作る日本発祥のスイーツ。
『ウフ。』坂井編集長:
「昔はチョコレートをかけて香料も使っていたので、ほんのりレモンの香りがするレモン菓子みたいな」
2010年代からは、コーティングがアイシング(砂糖衣)に変わったり、果汁や皮をふんだんに使うなどレモンを際立たせるスタイルになり、今も“さらなる進化”を遂げているといいます。
「“レモンケーキなのに和菓子”。食べたときに『時代も変わったな』と感じた」と坂井編集長がオススメするのは、『大三萬年堂 HANARE』(東京・渋谷)の「檸檬と酒粕のけーくしとろん」(573円)
まろやかな酸味が特徴の地中海産のレモン果汁に北海道産の“酒粕”を加え、和三盆を使った生地に白あんを練り込んだ“和のレモンケーキ”は、「甘すぎずしっとり」「和菓子の口どけで上品」と大人気です。
羽田部員:
「きゅっとした酸味のあとに酒粕のコクがフワっと広がる」
“羊かん”のように「超もっちり弾力」
オススメ2つ目は、全国に10店舗を展開する『レゾンデートル』の「レモンケーキ」(450円)。
『ウフ。』坂井編集長:
「びっくりするくらいのしっとり感で“弾力感”もあって、まるで“羊かん”」
小麦粉を最小限にして、バター・卵・瀬戸内産レモンをたっぷり混ぜ込んだ“超もっちり&濃厚な食感”が特徴で、冷やして食べるとより“しっとりなめらか&もちもち”が楽しめるといいます。
さらに▼ココア▼ストロベリー▼パッションフルーツ▼アールグレイ▼抹茶と色々なフレーバーをかけ合わせたレモンケーキも人気です。
羽田部員:
「レモンの酸味の後に舌に残る“抹茶のほろ苦さ”が癖になる」
究極の“酸っぱさ”がクセになる
「おかしいだろ!と思うくらい酸っぱい」(坂井編集長)とオススメなのは、名古屋市にあるベーカリー『ondo』の「すっっっぱいレモンケーキ」(400円)
レモンピール入りのケーキを“酸っぱいレモンシロップ”にたっぷりと漬けこみ、レモン入りのアイシングで仕上げた“酸味にこだわった”レモンケーキは、お取り寄せする時に「覚悟できています」というチェック項目があるほど。
羽田部員:
「す、すっぱい…。新鮮なレモンを丸かじりしたような酸味がガツンとくるけど、あとから甘味が追いかけてくる」
個性あふれる令和のレモンケーキ。次はどんな進化をとげるのでしょうか。
(THE TIME,2026年4月30日放送より)
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