ロシアのプーチン大統領はイランのペゼシュキアン大統領と初めて対面で会談し、「国際情勢における両国の立場は非常に近い」と述べ、連携を強めていく姿勢を強調しました。
プーチン大統領とペゼシュキアン大統領は11日、国際会議のために訪問した中央アジア・トルクメニスタンの首都・アシガバードで会談しました。
この中で、プーチン氏は「イランとの関係はわれわれにとって最優先事項だ。国際情勢における両国の立場は非常に近い」と強調しました。会談では、イランのミサイル攻撃を受けたイスラエルの報復が懸念される中東情勢のほか、ウクライナ侵攻などについて協議したとみられます。
イランがロシアに対し、ドローンやミサイルを供与していると指摘される中、両国の連携を強めていく姿勢を改めて示した形です。両首脳は、ロシアで今月下旬に行われる新興国の枠組み・BRICSの首脳会議でも会談する予定で、ロシア国営のタス通信によりますと、両国の関係を格上げする新たな条約に署名する可能性があるとしています。
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