のんさん、田中圭さん、滝藤賢一さん、髙石あかりさん、堤幸彦監督、作家の柚木麻子さんが、映画「私にふさわしいホテル」完成披露舞台挨拶に登壇しました。
【写真を見る】【のん】 下剋上宣言 「これからは悪い役で天下を獲っていきます」
本作は柚木さんによる同名小説を原作に映画化。新人賞を受賞したにも関わらず、未だ単行本も出ない不遇な新人作家・相田大樹こと中島加代子(のん)。その原因は、大御所作家・東十条宗典(滝藤賢一)の酷評。文豪に愛された「山の上ホテル」に自腹で宿泊し、いつかこのホテルにふさわしい作家になりたいと夢見る加代子は、大学時代の先輩で大手出版社の編集者・遠藤道雄(田中圭)の力を借り、己の実力と奇想天外な作戦で、権威としがらみだらけの文学界をのし上がっていく文壇下剋上ストーリーです。
のんさんは“へこまずに立ち向かっていくところが、面白くてカッコ良くもあり、やってきた役の中で、一番性格が悪いと思ってます。気持ち良かった!”と大満足な様子。
初共演の田中さんは、のんさんに対し“普段おしとやかで、おっとりされてる。加代子になった瞬間、ワーッとなった。普段、どこにパワーをしまってるのか”と印象を語りました。
また、「あまちゃん」以来、3度目の共演となる滝藤さんは“「あまちゃん」の時から変わらない、のんちゃんの、この生まれたばかりの赤ちゃんのような目。この年になっても変わらないので、驚きました”と感想を述べました。
これに、のんさんは“うれしいですね。そんなことあるんだと思いました。これから「目」を守っていこう思います”と返して笑わせました。
原作の柚木さんは“正直、このすごいキャストさんで映画化の話をいただいた時は「国民的人気者の、のんさんがやるから、たぶんちょっといい子になるんだろうな」と、改変も覚悟していましたけど、最後まで本当に悪い奴なので、加代子は自分の事だけを考え、最後まで何にも反省しないっていうのが、本当にうれしかったです”と大絶賛していました。
最後に作品テーマの「下剋上」に掛けた、自身のエピソードを挙げてもらうと、のんさんは「中島加代子」と自身の役名をあげ“私は、ずっと色んなインタビューなどでも「性格の悪い役をやりたい」と言っていたのですが、誰も気づいてくれなかったみたいで、「やっと来たか」という感じで、下剋上しました”と笑顔を見せると客席から拍手が起こり“これからは、悪い役で天下を獲っていきます”と、客席に向け宣言していました。
【担当:芸能情報ステーション】
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