去年4月、茨城県かすみがうら市のアパートで、洗濯機の中に誤って落ちた2歳の次男を助けずに放置し、窒息死させたとして、31歳の父親が逮捕されました。
きょう、保護責任者遺棄致死の疑いで茨城県警に逮捕されたのは、茨城県土浦市の派遣社員・山口裕利容疑者(31)。洗濯機の中に転落した次男の山口葵衣ちゃん(2)を放置し、死亡させた疑いがもたれています。
事件発覚のきっかけは、去年4月、山口容疑者から入った119番通報でした。
山口裕利 容疑者
「2歳の男の子が息をしていない」
通報があったのは、山口容疑者が妻と葵衣ちゃんと3人で暮らす、かすみがうら市内のアパートの一室。事件当時、妻は外出中で、山口容疑者は葵衣ちゃんと部屋に2人きりでした。
警察によりますと、山口容疑者の自宅の子ども部屋には、使われていない高さおよそ90センチの縦型の洗濯機が置かれていて、葵衣ちゃんは誤って頭から逆さまに転落したものとみられています。
しかし、山口容疑者は状況を認識していたのにもかかわらず、通報までのおよそ20分間放置していたということです。
葵衣ちゃんの死因は、呼吸ができない体勢で長時間いたことによる窒息死でした。
山口裕利 容疑者
「助けることなくその場を離れてしまった」
山口容疑者は、こう容疑を認めていますが、なぜ放置したのかは明らかになっていません。
葵衣ちゃんに目立った外傷はなく、事件発生までに虐待に関する警察への相談や、児童相談所への通報もなかったということです。
なぜ山口容疑者は、葵衣ちゃんを助けなかったのか。警察は、当時のいきさつを調べています。
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