
韓国の最大野党「共に民主党」の李在明代表が公職選挙法違反の罪に問われた裁判で、ソウル高裁は1審の有罪判決を破棄し、無罪を言い渡しました。
「共に民主党」の李在明代表は、前回の大統領選挙の期間中に、都市開発事業の不正疑惑をめぐり虚偽の発言をしたとして、公職選挙法違反の罪で起訴されていました。
1審では懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を受けましたが、きょうの2審で、ソウル高裁は「虚偽事実の公表とみることはできない」として、無罪を言い渡しました。
検察は上告する方針を示しています。
韓国では、近く結果が出る尹錫悦大統領に対する弾劾審判で憲法裁判所が罷免を決定した場合、その後60日以内に大統領選挙が行われることになります。
次期大統領の最有力候補とされながらも5つの公判を抱える李在明代表は、今回の判決によって「司法リスクを減らした」との見方を韓国メディアは報じています。
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