アメリカ・トランプ政権への有権者の評価となる中間選挙の投票が日本時間の今夜から始まります。最新情勢について、ワシントンから中継です。
トランプ大統領は選挙戦最終日の2日、中間選挙の勝敗を左右するとされる激戦州に入ることはなく、ワシントン市内で事実上の「最後の訴え」を行いました。
アメリカ トランプ大統領
「民主党は米国史上最も過激で、危険な候補者を選んでいる。失敗を続けてきた連中にこの国を破壊させるわけにはいかない」
トランプ氏は中間選挙の争点について、「過激主義者に権力を与えるか、与えないかだ」と主張し、野党民主党を激しく批判しました。
この日、ホワイトハウスから電話を通じて各地の有権者に支持を訴える「テレラリー」を9回実施しましたが、第1次政権時代、最終日に3つの州の集会をはしごしたのとは対照的な動きとなりました。
ワシントンでの演説でも、主なテーマは選挙ではなく、肝いりの人工池の改修完了で、効果的な「最後の訴え」になったとは言えないかたちです。
選挙分析機関は情勢について、上院の接戦区は6州とし、最終盤でミシガン州を「接戦」から「民主党優勢」に変更。下院は民主党が過半数を獲得する可能性が高まっていると分析しています。
トランプ氏自身も、ネット番組で民主党が議会多数派を握ることにも言及していて、敗北の可能性もにじませています。
Q.選挙後、アメリカ政治はどうなるのでしょうか?
民主党が上下両院の一方でも多数派を奪還した場合には、政権側との対立が激化することは確実です。
トランプ氏は負けた場合、民主党が提出する法案に対して大統領権限の「拒否権」を連発する「ミスター拒否権」になると明言しています。
今後は与野党の対立による政治の停滞が予想され、アメリカ政治のさらなる混乱が懸念されます。
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