随意契約の備蓄米の流通が全国に広がる中、小泉農水大臣は残る政府の備蓄米の一部を日本酒などの“加工用”として放出することを検討していると明らかにしました。
先頭に並んだ人
「やっぱり(米は)主食やから、日本人の。もうちょっと流通を良くしてもらわないと一般市民は困ります」
兵庫県加古川市のスーパーでは、けさ備蓄米の販売が始まり、およそ160人が列を作りました。価格は5キロ=2111円(税込)で、開店時間を15分前倒し、すでに完売したということですが、土曜日まで販売を続けます。
記者
「備蓄米が精米にかけられていきます」
続々と精米されていたのは、コンビニ大手ファミリーマートで販売される“古古古米”です。ファミリーマートでは当初6日だった販売予定を1日前倒し、あすから東京と大阪の一部店舗で取り扱います。価格は1キロ388円(税込)で、順次、全国展開を目指します。
こうした中、小泉農水大臣は残る備蓄米の一部について、日本酒や味噌などの“加工用”として放出を検討していると明らかにしました。
小泉進次郎 農水大臣
「現場の状況をつぶさに聞きながら、我々としてどんな対応ができるかを考えていきたい」
来週、関連団体と面会してから、加工向けに備蓄米を放出するかどうかを判断する方針です。
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