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スイーツ購入金額 平均「219円」“節約疲れ”6割超もプチ贅沢で解消【Nスタ解説】

経済
2025-06-04 21:07

お値段から世の中の動きを読み解いていくコーナー「きょうのお値段」。今回は「219円」です。


【画像で見る】あなたは何が好き?人気スイーツランキング


スイーツ平均購入金額は「219円」 どんなものが売れている?

出水麻衣キャスター:
スーパーやコンビニで買うスイーツ1商品あたりの平均購入金額「219円」を見ていきます。これは洋菓子メーカーのモンテールが調査した金額になります。

ではどんなものが売れているのか見ていきます。


【人気のスイーツ】(スーパー・コンビニスイーツ白書2025)
1位:シュークリーム
2位:プリン
3位:ロールケーキ


2位のプリンと3位のロールケーキは約40%と同じくらいですが、圧倒的に人気なのは1位のシュークリームで約70%となっていて、18年連続でトップとなっています。


では、そのスイーツをいつ食べているのかですが、女性と男性で食べる時間に違いがあるそうです。


女性は「昼食時」に食べる傾向があり、夜は「スイーツは控えよう」という思考が働くそうです。男性は1日の締めとして食べる傾向があるそうです。


スイーツにも物価高騰の波…“節約疲れ”6割超もプチ贅沢で解消

出水キャスター:
そのスイーツにも物価高騰の波が押し寄せています。平均購入金額が、225円(2023年)→219円(2024年)と8年ぶりに6円安くなりました。

物価が上がっているという実感が影響しているそうで、スイーツは少し贅沢品ということで節約する傾向があるのではないかということです。


ただ節約をしすぎて、6割を超える人が”節約疲れ”をしているという調査結果も出ています。その“節約疲れ”の解消法として一番多かったのは「プチ贅沢をする」でした。


【解消法】
▼プチ贅沢をする 42.2%
▼おいしいものを作って食べる 26.1%
▼趣味や運動など 22.6%
など


では、どんな「プチ贅沢」をしているのでしょうか。


▼スイーツ・お菓子を食べる 64.5%
▼外食する 41%
▼少し良い総菜や食材を買う 26.9%
など
(くふう生活者総合研究所2025年5月調査 複数回答)


食と心理学に詳しい立命館大学の和田有史教授によると、▼人間は生まれつきスイーツが好きで、▼赤ちゃんも甘い物を見ると笑顔になり、▼単なる嗜好品ではなく心身の健康に重要な存在だということです。


「プチ贅沢が毎週」 コンビニ各社では季節に合わせた商品も

出水キャスター:
重要な存在だというスイーツですが、私が思ったのが「プチ贅沢が毎週」です。

コンビニなどでは季節に合わせて、スイーツやお総菜、お弁当などをリニューアルしたり新商品を出しています。暑くなる季節のスイーツは、さっぱりとしたものや口当たりがなめらかなものが増えるそうです。


ローソンに聞いたところ、年間約160種類、毎週3~4種類の新しいスイーツが並ぶそうです。

コンビニ各社を見ていくと…


【セブンーイレブン】
白玉とみるくのぜんざい(399円)
※来週から販売

【ファミリーマート】
宇治抹茶ロールケーキ(258円)

【ローソン】
つるっとなめらか杏仁豆腐(200円)


さらに和田教授によると、甘いものの中でも丸くてふわふわしたものを見ると、人間は幸せになるそうです。なので、18年連続で1位を獲得しているシュークリームはこの理論に合致していますよね。


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