この半年で羊の肉の価格高騰が止まりません。2025年よりも、お肉全般が値上がりする中、今お買い得のお肉は何なのでしょうか。
【写真で見る】羊肉の代わりに? 業務スーパーで買える「豚ジンギスカン」
1197円→1725円 羊の肉が高騰
山形純菜キャスター:
安いイメージがあった羊の肉が高騰しているということです。
財務省貿易統計によると、1kgあたりの羊の肉の輸入価格は、2025年5月の約1197円から、11月には約1725円と、半年で約4割高くなっています。
羊齧(ひつじかじり)協会の菊池一弘代表によると、羊の肉の99%が輸入で円安の影響を強く受けているということです。
オーストラリアからの輸入が約7割を占めているのですが(財務省貿易統計より)、オーストラリアでは2025年の前半に干ばつが起きました。羊のエサとなる牧草や水が不足したことなども、価格に影響しているといいます。
価格高騰で…“豚ジンギスカン”が登場
山形キャスター:
実際に商品も値上がりしています。
▼北海道のかんの精肉店では2025年11月、「味付らむじんぎすかん(400g)」を1512円から1728円に値上げ。さらに、2026年4月にも10%ほど値上げする予定だといいます。
▼松尾ジンギスカンでは、2月から味付特上ラムなど7商品を15~20%値上げする予定だということです。
そんななか、業務スーパーでは羊ではなく、「豚ジンギスカン(500g)」という商品が397円で販売されています。
(※2月末までの価格、店舗や地域により商品の価格・取り扱いは異なる)
羊齧協会の菊池代表によると、ジンギスカンの定義はすごく曖昧で、▼いわゆるジンギスカン鍋で焼く「ジンギスカン」、▼羊料理全般をさす「ジンギスカン」、▼薄切り肉を砂糖や醤油などで味付けたタレで漬け込む料理の「ジンギスカン」と3つの定義があるということです。
業務スーパーの「豚ジンギスカン」は甘辛くて、野菜などと一緒に焼くとごはんが進む味でした。
プロが教える“かさ増し術”
山形キャスター:
羊の肉だけではなく、牛、豚、鶏とすべての価格が上がっています。街の皆さんに節約術を聞きました。
50代女性
「平日朝イチにスーパーに行って、在庫処分の半額品を冷凍保存」
70代女性
「ブロッコリーの芯を捨てずに、千切りにして豚肉で巻く」
料理研究家の嶋田あさ美さんによると、高野豆腐で“かさ増し”できるということです。
出汁で戻した高野豆腐をみじん切りにして鶏ミンチと混ぜ込むだけで、簡単に「甘辛鶏つくね」ができるそうです。
さらに、冷凍する前に、鶏肉1枚あたり料理酒を大さじ1杯程度入れると、解凍後しっとり柔らかくなるということです。
今買うべき!国産の「豚こま」
山形キャスター:
では、今お得なお肉は何なのでしょうか。
セルシオジャパンの鶴田聡部長によると、「国産の豚こま切れが安い」ということです。実際に店舗では、100gあたり税込97円でした。
円安などの影響で輸入肉が軒並み高騰していて、徐々に国産肉にシフトしているからだと考えられます。
牛と鶏の供給量は不足していますが、豚は安定していて、なかでも一番おすすめなのが、豚のこま切れだということです。
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