連日続くサイバー攻撃に対し、企業はどう対応していくのか。都内では本番さながらのサイバー攻撃に対応する訓練が行われています。
連日相次ぐサイバー攻撃。19日も新たな被害が出ています。
「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクは19日、システムに不正アクセスの疑いがあることを検知し、サービスを一時停止したと発表しました。
インターネット接続サービスを提供する「ニフティ」も19日夜、個人情報およそ54万件が流出したおそれがあると明らかに。
また、阪急阪神百貨店は、予約サイトなどが不正アクセスを受け、およそ126万件の個人情報が流出したと発表。ほぼ全会員の情報が流出したということです。
情報を守るために企業はどうすればいいのか。
喜入友浩キャスター
「こちら、その名もサイバージム。これからまさにサイバー攻撃に対する実践的なトレーニングが行われます。いわば道場です」
東京・赤坂では、企業のサイバーセキュリティの担当者が集まり、訓練が行われていました。訓練では、模擬ハッカーが脆弱性を突き、そこからシステムに侵入します。
喜入友浩キャスター
「開始から10分ですが、前のモニターにドクロマークが出てきて、侵入されたと担当の方が話しています」
対応策を練りますが、次々に攻撃が来るため、食い止めきれません。
喜入友浩キャスター
「すごい勢いでスクロールしたりして、何かこう探したりチェックしたりしていますね。かなり慌ただしくなってきました。いろんなモニターを行ったり来たりして確認をしています」
攻撃は進み、ついには…
喜入友浩キャスター
「どんどんと、ほぼすべてのパソコンが今、ハッキングされてしまいました」
最終的にはシステムが乗っ取られ、画面には「ハック」の文字が並びました。
参加者からは…
参加した企業のセキュリティ担当者
「(Q.サイバー攻撃を経験したことはあるか)僕は初めてです。(Q.もしこれが本番だったら)今の状況だと、ちょっと怖いですよね。最近AIが台頭してきているので、被害も広がっていっている状況なので、我々としても早急に対策ができるように進めていかないといけないと感じている」
「見えないところで話が進んでいって、いつの間にか不正な形でアクセスされて、パソコンが使えないってなるところが、すごくドキッとした」
担当者によると、こうした訓練を受けた企業や組織は、一年でこれまでの2倍になったといいます。
VLCセキュリティアリーナ エグゼクティブトレーナー 浅香洋介さん
「緊迫感を持って受講される方が非常に増えている。セキュリティ要員って今、非常に少ないと言われているので、セキュリティ要員を1人でも多く増やして、対応できる人が多くなればなるほど、やっぱり組織としては強くなるのかなと考えております」
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